洋風の造園はどういうもの?造園を洋風にするとき知っておきたいこと
造園するときには
庭づくりをするときに、洋風と和風のどちらにすれば良いのか迷ったことはありませんか?どのような違いがあるのかを知っておかなければ選ぶことも難しいでしょう。
また、日頃の手入れや必要なメンテナンスがどのようなものかを知っておく必要もあります。さらに、デザインの違いも知っておきたいポイントです。
今回は、洋風造園がどういうものかを中心に、和風造園との違いや洋風造園の種類などを紹介します。
和風の場合
和風の造園の特徴は、日本独特の自然の情景を感じられることです。
緑が基調となることが多く、華やかでありながら落ち着いた雰囲気を楽しめます。
また桜や紅葉など、季節の移り変わりを楽しみ、日本ならではの花を愛でる風習を感じられます。建物と雰囲気や色合いを合わせられることも特徴です。
洋風の場合
洋風の造園は、樹木などから季節の移り変わりを楽しむ以外に、ガーデニングを楽しみたい人にも向いています。
レンガを取り入れたり、モダンな造園にしたりすることも可能で、庭で楽しめるものの幅が広いという特徴があります。
また、植える木や花によっては、手入れやメンテナンスを減らして、造園を楽しめます。
さらに季節ごとにデザインを変えたり、コーディネートを変えたりすることで、ガーデニングとしての手入れと、木や花の鑑賞のどちらも取り入れられます。
整形式庭園
整形式庭園は、ヨーロッパ式の庭園です。花壇を対称にしたり、幾何学模様にするなどの方法があり、花壇をさまざまな形にできます。
また花壇の草木で模様を描く毛せん花壇や、境栽花壇という垣根などに沿って作られる花壇もあります。
ランドスケープ・ガーデン
カントリー風の洋風の造園をランドスケープ・ガーデンといいます。ガーデニングをしている人が多く取り入れるイングリッシュガーデンも、ランドスケープ・ガーデンの流れを受けているといわれています。
リフォームに合わせることも
これまで和風の造園だった場所を、建物のリフォームに合わせて、洋風の造園に変える人は少なくありません。使わなくなったスペースを庭として活用する人もいます。
ライフスタイルの変化に合わせて、大きな庭の手入れはできないけれど、小さいスペースの花壇を楽しみたいという人は多いものです。建物に合わせて庭もリフォームを検討して、洋風の造園に一新すると、家そのものの印象も変えられます。
造園では、イメージに合わせた庭づくりが可能です。どのような庭にしたいかをイメージして、具体的にしてみてはいかがでしょうか。
洋風造園は小さなスペースでも
洋風の造園を作るときには、それなりに庭の面積が必要だと思っている人も少なくありません。そのため、洋風の造園にしたくても諦めている人もいます。
しかし、実は洋風の造園は小さなスペースでも作れます。
また、草木を植えるだけではなく、ウッドデッキを設置したり、レンガや敷石を変えたりするだけでも、洋風の造園を作れるのです。
スペースを広く取れる場合には、サンルームを設置したり、屋根を設置したりして、イングリッシュガーデンのような雰囲気にもできます。
どのようなスペースでも、レンガや花壇の内容によって、洋風の造園を作れるため、スペースが取れないことで諦めてしまう前に造園業者に相談すると良いでしょう。
見積もりと相談
洋風の造園にするときには、まず造園業者に見積もりを依頼しましょう。
現在の庭がどのような状態であるかによって、必要な作業は異なり、施工期間も異なります。
見積もりでは、希望する作業が含まれているかを確認しましょう。
特に現在の庭にある木や花壇の撤去が必要な場合には、撤去にかかる費用や、撤去する物は何なのかを確認する必要があります。
可能であれば、複数の造園業者から見積もりを取り、サービスや費用の比較をすると良いでしょう。
費用は
洋風の造園にかかる費用は、庭の大きさによって異なります。またすでにある花壇や植えられている木を撤去する場合には、庭づくりだけではなく、撤去の費用が追加されます。さらに、どのような木や花を植えるか、石材などを置くかによっても、費用に違いがあります。
費用の目安は一般的な住宅の場合であれば、 約50万円程度からと考えておくのが良いでしょう。
ポイント
造園は建物に合わせることが大切です。洋風の造園にしたいと思っていても、建物が日本家屋であれば、洋風の造園は違和感があり、適さないかもしれません。
しかし、日本家屋であっても、取り入れる樹木や花壇の種類によっては、雰囲気を合わせることができます。
どのような造園を希望しているのか、建物とのバランスを取るためにはどのような内容が良いかなどは、業者のアドバイスを受けましょう。
手入れやメンテナンス
造園は、洋風や和風に限らず、必ず手入れやメンテナンスが必要です。
どのような木や花であっても、生き物であり、適切な管理をしなければなりません。また季節に合わせたメンテナンスも必要です。
そのため、庭づくりが完了したあとには、日頃の手入れに何が必要なのかを業者に教えてもらいましょう。メンテナンスの時期や費用も併せて教えてもらっておくと、計画的に依頼しやすくなります。
ほかにも、玄関周りや駐車場などのエクステリアの手入れを依頼できる造園業者もあります。洋風の庭に合わせて、建物の周りの雰囲気を変えると、より庭が引き立つ場合があるため、相談すると良いでしょう。
まとめ
今回は、洋風の造園について紹介しました。
造園には和風や洋風などの種類があります。
和風の造園では、日本独特の樹木を植え、季節の移り変わりを感じながら、緑を楽しめます。
一方で、洋風の造園では、ガーデニングを楽しんだり、花壇やレンガを取り入れられたりします。鑑賞と栽培の両方を楽しめるのです。
洋風の造園は広さが必要だと思っている人は少なくありません。しかし、狭いスペースでも、レンガや花壇を取り入れることで、洋風の造園にすることもできます。
どのような造園であっても、建物とのバランスを考えたり、庭の状態に合わせたものを取り入れたりする必要があります。
そのため、草木や樹木の専門の知識を持つ造園業者に、どのような造園が望ましいかのアドバイスを受けましょう。
日頃の手入れやメンテナンスの方法などについてもアドバイスを受けながら、緑に癒され、その家に合った造園を目指してみてはいかがでしょうか。
会社名:株式会社 造園屋みやび
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