造園に使われる砂利にはどのような種類があるのかを紹介
造園の砂利は
戸建て住宅ではアプローチや玄関などに砂利を敷いている人も多いのではないでしょうか。
意外にも砂利が活用される場所は多く、造園もその1つです。
しかし、造園に使われる砂利には、さまざまな種類があり、どのような砂利を選べば良いのかわからない人も少なくありません。
そこで今回は、造園に使われることの多い砂利にはどのようなものがあるかを詳しく紹介します。
砂利選びは
造園の砂利を選ぶときは、種類や機能、価格などを基準に選ぶことが多いでしょう。
最も大切なことは、造園や建物に合った種類の砂利を選ぶことです。どのような種類の砂利が適しているのかわからないときは、造園の手入れを依頼している専門の業者に相談して決めると良いでしょう。
建物や造園、外構に敷かれている砂利のバランスが取れていないと、それぞれの雰囲気やデザインが良くてもごちゃごちゃした印象になってしまいます。
ここからは、造園に使われる砂利の種類と選ぶときのポイントを紹介しましょう。
造園の雰囲気
造園の砂利を選ぶ方法は、雰囲気に合わせた色を取り入れることです。
砂利というと、灰色や濃い茶色など、暗い色をイメージする人が多いでしょう。しかし、造園で使われる砂利には、白や黄色、レンガ色などもあります。そのため、造園の雰囲気に合わせて色を取り入れようと考えると、自然と砂利を選べるのです。
アプローチや玄関にも砂利を敷く場合には、玄関の戸の色に合わせると選びやすいです。さらに、造園に小物を置いている場合には、小物の色とのバランスを考えると良いでしょう。
大きさや形
造園に使われる砂利は、同じ素材でも、大きさや形が異なるものがあります。色だけではなく、大きさや形に変化がある砂利を取り入れることでアクセントにもなるのです。
大きな木のそばや花壇などでは、大きな砂利が使われることが多く、人が通る場所では、細かい砂利が使われます。
また、砂利の大きさや形によって、造園の木や花を傷めないようにすることもポイントです。ほかにも、砂利に合わせて、花壇に植える植物の種類を決める方法もあります。
暮らす人
造園の砂利を選ぶときには、造園の雰囲気だけではなく、暮らす人に合わせることも大切です。
特に小さな子どもやペットがいる家庭では、造園で転んだときにダメージが少ないものや、誤って口に入れてしまわない大きさを選ぶなどの配慮が必要です。また、つまずいて転んでしまわないように工夫して、砂利を敷くなども考えましょう。
砂利だけを使うのではなく、木の樹皮チップを混ぜるなどして、衝撃を少なくする方法もあります。
どのような砂利を選べば、それぞれの家族が造園を楽しめるのか、考えると良いでしょう。
防犯効果
造園に砂利を敷くときには、防犯効果を得たいと考える人もいます。
防犯効果のある砂利は、人が砂利の上を歩くと音が鳴るため、人の気配に気づきやすいという特徴があります。そのため、外部からの侵入者に気づきやすいのです。
また侵入者が音を嫌って入りにくくする効果もあります。人が歩くと大きな音が鳴る種類のものもあり、近隣の人でも侵入者に気づくものもあります。
防犯効果のある砂利は、造園が道路に面していたり、人が来たことに早く気づきたかったりするときに選ぶと良いでしょう。
しかし、誰が造園を歩いても音が鳴るため、家と家が隣接している造園などでは避ける人もいます。
防草効果
日当たりの良い造園では、雑草対策に苦労している人も多いでしょう。
造園に使う砂利には、防草効果があるものもあります。防草効果のある砂利を敷けば、草取りの手間を減らせます。防草効果がある砂利のなかには、アルカリ成分が含まれていて効果が高いものもあります。
また、砂利を厚く敷くと、雑草が根付きにくくなります。ただし、厚く敷いても歩きづらくならない種類の砂利を選ぶようにしましょう。
ほかにも、防草効果のある砂利に加えて、防草シートを敷くと、さらに雑草対策を講じられます。
飛散防止
造園の砂利は、小さすぎると、強風が吹いたときなどに飛散してしまうこともあります。砂利が飛散して、造園以外の場所が汚れてしまったり、近隣まで飛散し迷惑がかかったりすることを防ぎたいときは、飛散防止効果がある砂利を選ぶと良いでしょう。
特に台風がよく来る土地や、風が強く吹く立地、近隣と造園が隣接している場合では、飛散防止の効果がある砂利を使うと、思いがけないトラブルを避けられます。
大きな砂利ではなく、細かく小さい砂利を使いたいときは、重みのあるものや、飛散防止のスプレーを吹き付けるなどの対策もあります。
水はけ
造園に砂利を敷くと、土や石畳より水はけが良くなります。加えて、水はけが良い種類の砂利を選ぶと、造園に水を溜めずに済みます。また大きな砂利や粗い砂利を敷くと、砂利の隙間に水が流れやすくなるため、水はけを良くできます。
造園に雨が降ったときなどにぬかるみを作りたくないときには、砂利の種類で対策を講じましょう。
価格
造園に敷く砂利には、さまざまな種類がありますが、やはり価格と機能のバランスが取れたものを選ぶ人が多いのではないでしょうか。
造園の広さによって、必要な砂利は変わります。また造園の全体に砂利を敷くのか、一部分にだけ砂利を敷くのかによっても、費用は異なります。
価格の高い砂利を造園全体に敷こうとすると、途中で予算をオーバーしてしまうこともあるため、あらかじめどの程度の量の砂利が必要かを計算して、予算に合った砂利を選ぶようにしましょう。
また造園は、一度作ってしまえば終わりというわけではありません。必要に応じてメンテナンスが必要になり、砂利も敷き替えや追加が必要になります。
砂利を敷いたあとのメンテナンスにかかる費用も考慮して、砂利の種類を選ぶことがポイントです。
まとめ
造園に敷ける砂利には、さまざまな種類があります。
それぞれの特徴を把握して、建物や暮らす人、また造園の雰囲気に合った砂利を選ぶようにしましょう。
どのような種類が良いか迷ったときには、庭づくりのプロである造園業者に相談してみてはいかがでしょうか。いくつかの種類を提案してもらい砂利を選ぶと、自分のイメージ通りの造園になるでしょう。
会社名:株式会社 造園屋みやび
住所:〒547-0044 大阪府大阪市平野区平野本町1丁目13-9
TEL:06-7713-0920
営業時間・定休日:日曜日・祭日