ー造園の剪定を依頼するときにかかる費用をわかりやすく紹介ー
造園の剪定は
住む人の雰囲気に合わせた造園や、四季折々に合わせた庭木がきれいに並んでいる造園に憧れる人も多いのではないでしょうか。しかし、実際には、庭木の手入れをどのようにすれば良いのかわからず、造園の剪定をどこに依頼すれば良いのかわからないという人も少なくありません。また、造園の剪定を依頼しても、相場の費用がわからないという人も多いです。
そこで今回は、造園の剪定を依頼するときの費用をわかりやすく紹介します。
造園に生える樹木や草花に癒されてみてはいかがでしょうか。季節に合わせた樹木や、さまざまな種類の植木を造園に取り入れることで、敷地にある自然に触れ合うことができ、住む人らしい空間が出来上がります。
費用
造園の剪定にかかる費用は、1本あたりにかかる料金を支払う単価制と、作業内容に関係なく1日の作業に対して料金を支払う日当制があります。
最近では、1本につき費用が発生する料金形態を取っている造園業者が多いです。
1本あたりにかかる費用は、剪定する木の高さによって異なります。
・3mに満たない低い木では、約2,500円から5,000円程度
・3mから5mに満たない木では、約6,000円から1万円程度
・5mから7mに満たない木では、約1万6,000円から2万5,000円程度
・7mを超える木では、実際に木を観察し必要な重機などを検討
という料金形態が相場です。
また生垣では
・2mに満たない場合は、約2,000円から4,000円程度
が相場で、2mを超える場合には、実際に観察する必要があります。
ほかにも、植え込みの場合には
・1㎡あたり約500円から1,000円程度
が相場です。
ただし、木の種類や植え込みの状態によって費用が異なります。
日当制では
単価制に対して、1日の作業代を支払う方法が日当制です。
日当制の相場は、地域によって差が大きいという特徴があるものの、約1万5,000円から3万円程度が相場です。
ただし、日当制では、作業内容や作業に必要な時間を確認してから依頼しないと、必要のない作業を延々と続けて時間稼ぎをする悪質な業者もいるため、注意しましょう。
作業を依頼する前に見積もりを貰って、作業内容とどの程度の時間がかかるのかおおよそを確認しておくことがポイントです。
重機を使うときには
造園の剪定であっても、7mを超えるなど高い木の剪定や、大きな木の伐根などは重機を使うときがあります。
剪定に重機が必要なときは、重機を使う費用に加えて、周辺の交通を誘導したり、作業する人の安全を確保したりするための費用が別途かかることが多いです。
また、剪定する状態によって費用が異なります。加えて、剪定するだけではなく、伐根や伐採するときには、費用が異なるときもあるため、あらかじめ確認しましょう。
ゴミ処分代
造園の木などを剪定して出たゴミは、家庭で出たゴミとして、自治体の収集日に回収してもらえないことが多いです。
そのため、造園業者に剪定を依頼するときは、剪定した木を処分してもらえるかを聞くようにしましょう。
造園業者によっては、最初から見積もりに処分費用が含まれている業者もあります。しかし一方で、造園の剪定によって出たゴミの処分を依頼するときには45ℓのゴミ袋1袋当たり約500円程度の費用が追加される業者もあります。
剪定した季節や木の種類などによって、ゴミの大きさや重さが変わるため、見積もりを依頼するときにゴミの処分費用が含まれているか確認することを忘れないようにしましょう。
剪定のゴミは自分で処分するという人もいるかもしれませんが、造園の剪定によって出たゴミは意外に重く、処理は重労働です。加えて、剪定した木の先端でけがをしたり、害虫の被害に遭ったりすることもあるため、造園業者に依頼することをおすすめします。
ポイント
剪定にかかる費用やゴミの量を少しでも抑えたいときは、木に葉が少ない12月から2月の冬の時期に造園業者に依頼することがポイントです。
葉が少ないため、樹木の形を整えやすく、ゴミが少なく済むため、作業をスムーズに行えるというメリットがあります。
また、春を迎えるまでに、木々の形を整えられ、手入れができるため、春を迎える頃には草木が生き生きとした造園に仕上がることも多いです。
費用を抑えたいときは
造園の剪定にかかる費用を少しでも抑えたいときは、12月から2月の冬に依頼することがおすすめですが、実はこれ以外にも、方法があります。
造園の剪定にかかる費用を抑えたいときは、自分である程度剪定したり、剪定を依頼する範囲を限定的にしたりする方法があります。
ただし、自分である程度剪定を行うときは、植木の種類に適した方法を取り、草木を傷つけないように気をつける必要があります。また背の高い木の剪定などを自分で行うと危険が伴うため、避けましょう。
剪定の依頼を限定的にする方法は、作業の範囲が狭くなるため費用を抑えられるという方法です。ただし、どの木を剪定するかなど、造園全体のバランスを考えて依頼するようにしましょう。
まずは見積もりを貰う
造園の剪定を造園業者に依頼するときは、まず見積もりを貰うことがポイントです。
見積もりでは、剪定にかかる費用を確認するだけではなく、作業をする職人の態度や対応、どのような庭づくりを得意としている業者であるかなどを確認しましょう。
単に木の高さを低くしてもらいたいだけであっても、植物は生き物です。雑な扱いをする業者に依頼しないように注意が必要です。
また、日頃の手入れの方法などのアドバイスをくれる業者を選ぶと、自分らしい庭づくりに役立ちます。
まとめ
造園の庭木のことはよくわからないし、剪定はどの業者に依頼しても同じだと思っていませんか?また造園の剪定にかかる費用の相場がよくわからないまま、剪定を依頼しているという人も多いのではないでしょうか?
造園の剪定費用は、木の高さや種類、剪定を依頼する季節、ゴミの量などによって異なります。
造園の剪定費用や方法などに迷ったときには、専門の業者に見積もりを依頼して、作業の内容を相談しましょう。
造園や住む人の雰囲気に合った庭づくりを行ってもらうことで、庭木だけではなく、暮らしも生き生きとするでしょう。
会社名:株式会社 造園屋みやび
住所:〒547-0044 大阪府大阪市平野区平野本町1丁目13-9
TEL:06-7713-0920
営業時間・定休日:日曜日・祭日