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造園の池の種類や池を作るときに注意したいことを詳しく紹介

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造園に池を作るときには

 

造園に季節の樹木を植えたり、きれいな花壇を作ったりするときには、造園業者に依頼するという人が多いでしょう。また樹木の成長や季節に合わせて、剪定や伐採を依頼することもあるのではないでしょうか。

 

造園に池を作りたいと思ったときにも、造園業者に依頼ができます。
造園業者に造園の池を依頼すると、池を作ることだけではなく、池に合わせた樹木を植えたり、建物に合わせた池を作ったりしてもらえます。

 

今回は、造園に池を作るときに必要な工事や注意したいことなどについて、詳しく紹介します。

 

造園の池の種類

 

造園の池の種類には、大きく分けて
・コンクリート
・プールライナー
という2種類があります。

 

それぞれどのようなものなのか、紹介しましょう。

 

コンクリート

 

コンクリートの池は、最もイメージしやすいものでしょう。

丈夫であるというメリットがある一方で、丈夫であるがゆえに柔軟ではないというデメリットがあります。地盤の変化に柔軟性がないため、地震が起きたときにひび割れが発生しやすく、補修が必要になることもあります。

 

コンクリートに鉄筋を入れることで強度を高めることができるため、強度の高いコンクリートの池にしたいときには、造園業者に依頼するようにしましょう。

 

プールライナー

 

プールライナーは、比較的コストがかからず、好きな形に池を決められるというメリットがあります。複雑な形でも対応できるため、取り入れる人も多いです。

 

ただし、シートに破れや穴が起きたときには、修復に手間がかかり、シートそのものを取り換えなければならないこともあります。このときには、池を最初から作り直すことになるため、シートの取り扱いには注意が必要です。

 

池を作る流れ

 

造園に池を作るときは、まず池を作る場所を整理し、池の大きさや形に合わせて穴を掘ります。必要なくなった石などを使って、池の縁を造りながら掘り進めていくことが多いです。

 

池の大きさや形通りに穴が掘り終わったら、防水シートを引きます。玉石積で整え、オーバーフローや水質を保つための砂利を入れれば池が完成します。

 

最初は汚れが抜けていませんが、約1日程度できれいな池になります。

 

水漏れ対策とろ過

 

造園の池では、石の積み方などによって変わりはあるものの、水漏れが発生しやすいです。そのため、漏れた水を再び戻せるようにすることが大切です。

 

また、池の水は汚れやすく、ろ過も欠かせません。

 

池に鯉などの生き物を入れなかったとしても、落ち葉やほこりが池に入ることで汚れが起きます。また自然の中にいる小動物や虫などの死骸が池に入ることもあります。さらに、太陽によって藻が生えて水を汚すことも多いです。

 

池の水をより長く良い状態に保つために、ろ過などの浄化装置を付けるようにしましょう。

 

造園に池を作るときに注意したいこと

 

造園に池があると、ほかの樹木や草花に加えて、池の周りの空気に癒されるという人が多いでしょう。また、池に鯉などの生き物を飼うことで、世話や鑑賞を楽しみ、趣味にする人もいます。子どもがいる場合には、植物の観察に加えて、生き物の成長をより身近に感じられるため教育に良い影響を及ぼします。

 

ただし、小さい子どもがいる場合には、目を離した隙に池に転落してしまうことがあります。またペットが池の中に入ろうとして飛び込んでしまうことも少なくありません。転落を防ぐために、フェンスを設置して安全な環境を作りましょう。

 

造園に池を作るときには、ほかにも注意したいことがあります。ここからは、造園に池を作るときに注意したいことを紹介します。

 

悪臭や蚊の対策も

 

池の水を汚れたまま放置すると、悪臭に繋がります。そのため、池の水には手入れが必要です。こまめに手入れすることが理想的ですが、難しい場合には電動ポンプなどを使って、水の循環を促したり、排水させたりすることが大切です。

 

池の水が汚れていると悪臭に加えて、蚊にとって快適な環境を作ることになります。集まった蚊が池に幼虫を産み、幼虫が孵化するという悪循環に陥ることがあるのです。蚊の幼虫の対策としては、池の水をきれいに保つだけではなく、池に蚊の幼虫を餌とする魚を飼うことなどが挙げられます。

 

維持費は

 

造園の池の維持費は、大きさや環境によって異なるものの、平均して年間約1万円から2万円程度です。

 

造園に池を作りたいと思っても、施工にかかる費用だけではなく、池を維持する費用が多くかかるのではないかと心配する人も多いでしょう。しかし、とても高額な負担が発生するというわけではありません。

 

池の維持費の内訳は、電気代や水道代、清掃費用などです。池で生き物を飼えば、餌代などが加わると考えましょう。

 

生き物の餌代を抑えたかったり、世話に時間をかけられなかったりする場合には、水生植物などで池を楽しむと良いでしょう。

 

DIYではなくプロに依頼しよう

 

造園に池を作るときに造園業者に依頼すると、費用がかかってしまうため、自分でDIYで池を作るという人もいます。

 

しかし、DIYで造園に池を作ると、補修が必要になる場合が多く、補修を造園業者に依頼すると、結果的に費用が高くなることがあります。また途中までDIYで池を作ったものの、結局うまくできなかった場合には、撤去する費用が余分にかかってしまいます。

 

そのため、造園に池を作るときには、造園のプロである業者に依頼するようにしましょう。造園業者では、池だけではなく、池の周りの樹木や草木の手入れを依頼できたり、建物や造園の形に合わせた庭づくりを依頼できたりします。

 

希望と予算から実現可能なものを

 

造園に池を作るときには、まず業者に見積もりを依頼しましょう。

 

見積もりではどのような池にしたいかを業者に伝えるとともに、予算も伝えるようにしましょう。具体的に実現可能な池がどのようなものなのか説明を受け、納得できる庭づくりを依頼することがポイントです。

 

まとめ

 

今回は、造園に作れる池の種類や、作る際に注意したいことについて紹介しました。

 

造園に池があると、池の周りの空気に癒されたり、池で生き物を飼うと鑑賞を楽しめたりします。また子どもが生き物の成長を身近で感じられます。ただし、小さな子どもやペットが池に転落しないようフェンスなどを設置する必要があります。

 

池の種類を建物や土地に合わせ、悪臭や蚊の対策を講じるようにしましょう。また、池の水をきれいに保つ設備を付けることも大切です。

 

希望する池の形や予算に合わせて、どのような庭づくりが可能なのか、造園業者に相談してみてはいかがでしょうか。

 

会社名:株式会社 造園屋みやび

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