ー造園の伐採を検討するときに知っておきたいことをわかりやすく紹介ー
造園の伐採は
季節の変わり目など、造園の庭木が茂ってきたと感じたときには、伐採を検討する人は多いのではないでしょうか?また、造園の雰囲気を変えたいときにも伐採を検討するでしょう。
しかし、造園の伐採は頻繁に行うものではありません。
庭木の種類やこれまでの管理、これからどのような植栽をしたいかによって、伐採のタイミングや方法は異なります。また頻繁に行うものではないため、伐採にかかる費用の目安がよくわからないという人も少なくありません。
そこで今回は、造園の伐採を検討するときに知っておきたいことをわかりやすく紹介します。
庭の木々は生き物です。日頃の手入れや伐採の方法などによって、造園の雰囲気がまったく変わってしまうことも少なくありません。住む人や建物に合った造園になるように心がけましょう。
費用の目安
造園の伐採は、造園業者や植木屋に依頼します。
費用は業者によって異なるものの、3m未満の木の伐採は、約3,000円から9,000円程度、3mから5m程度の木の伐採は約8,000円から2万円程度、5m以上の木の伐採は約1万5,000円から3万円程度が相場です。
ただし、伐採する木の種類や状態、本数、造園の広さなどによって費用は異なります。伐採以外にも手入れを依頼するときには、これらに費用が追加されると考えましょう。
また、春前や秋など、造園の伐採を依頼する人が多い時期には、費用が上乗せされることもあります。反対に、寒い時期は閑散期にあたるため、春前や秋に比べると費用を抑えられます。また閑散期では、希望の日時の作業を依頼しやすい傾向があります。
処分費用
造園の庭木を伐採するときには、処分にも費用がかかります。伐採した庭木の処分費用は、約5,000円から1万5,000円程度が相場です。
ただし、すべての業者が伐採した庭木の処分を引き受けてくれるわけではありません。業者によっては、伐採のみを行い、伐採した庭木の処分は自分で行うか、別の業者に依頼しなければならないこともあります。
伐採した庭木の処分は自分でも可能です。しかし、自治体によっては可燃ゴミでは回収しておらず、収集センターまで自分で運搬しなければならないところもあります。また、自分で伐採した庭木を処分するときには、害虫の被害などに遭わないように注意が必要です。このように伐採した庭木を自分で処分するには、労力がかかるのです。
そのため、造園の伐採を依頼するときには、伐採だけではなく、処分まで引き受けてくれる業者であるかあらかじめ確認しておくと、伐採した庭木の処分にかかる労力を減らせます。
抜根は
造園では、伐採だけではなく、木を根から抜く伐根を業者に依頼したい場合もあります。
伐根にかかる費用は、約1万円から5万程度が相場です。また、伐根する木の幹が80㎝を超えるものは約9万以上の費用が必要です。
ただし、伐根する木の状態によっては、作業前の処置や重機が必要な場合があります。このような場合には、費用が大きくかかります。ほかにも、伐根する木の本数や伐根後の造園の手入れなどによって費用が異なるため、造園の木を伐根するときには、業者に相談するようにしましょう。
造園の状態や木の種類によっては、伐根が好ましくないときもあります。反対に、ほかの庭木に影響を与える病気などにかかっている木があるときは、伐採ではなく伐根が望ましいときもあります。
まずは見積もりを貰おう
造園の伐採を業者に依頼するときはまず、見積もりを依頼しましょう。
伐採してほしい木や、伐採のほかに手入れしてほしい場所を伝えて、必要な費用や時間などを見積もりで確認しましょう。伐採した木の処分にかかる費用が含まれているかにも、注意が必要です。
ほかにも、追加料金がかかるときの条件や、作業内容を確認して、実際に作業をしてもらったあとで、庭の印象がイメージと違ってしまったという事態が起きないようにしましょう。
また、見積もりでわからないことがあるときには、作業が始まる前までに解消しておくことがポイントです。
費用を抑えたいときは
伐採や伐根、造園の手入れなどを業者に依頼すると、どうしても費用がかかってしまいます。造園の伐採にかかる費用を少しでも抑えたいと思う人も多いのではないでしょうか?
造園の伐採にかかる費用を抑えたいときは、自分でできる範囲の伐採をしておくと、業者が作業する時間や手間が減るため、費用を抑えられます。
ただし、庭木の種類や状態に合わせた手入れをしましょう。
間違えた方法で手入れをすると、庭木を傷めてしまいます。加えて、伐採にも手間がかかるため、費用を抑えようと思って行った手入れがかえって、費用と時間を大きくかけることになります。
また、業者に依頼する範囲を限定的にすると造園の伐採にかかる費用を抑えられます。造園全体の伐採を依頼すると、費用や時間が大きくかかってしまうため、伐採してもらう庭木や範囲を決めて依頼する方法です。ただし、都度依頼するのであれば、まとめて依頼したほうが人件費などの費用を抑えられることが多いです。
日頃の手入れを教えてもらおう
業者に造園の伐採を依頼するときには、日頃の手入れのアドバイスを受けておきましょう。
日頃の手入れが行き届いていれば、伐採にかかる費用や時間を抑えられます。加えて、必要な手入れを日常的に行えるため、造園を良い状態に保て、庭木もいきいきとします。
また、伐採を依頼したときに、造園の状態を確認してもらい、次に伐採が必要になる時期を教えてもらうこともポイントです。計画的に伐採を依頼できるため、費用や時間を確保しやすくなります。
まとめ
造園の庭木を良い状態に保つためには、専門の業者による定期的な伐採や手入れが必要です。
自分で行う人もいるかもしれません。しかし、造園の雰囲気を保ちながら、庭木の種類や状態に合わせた伐採や手入れ行うためには、専門の業者に依頼することをおすすめします。
専門の業者では、単に庭木を切り落とすのではなく、造園の雰囲気や住む人、建物に合わせた伐採を行ってくれます。また伐採した庭木の処分を依頼できる業者もあります。
伐採に必要な費用を知りたいときには見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか?
会社名:株式会社 造園屋みやび
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