ーおしゃれな庭を実現したい!造園するときにおさえたいポイントを紹介ー
「庭をおしゃれにしたいけれど、どのように造園したらよいかわからない」とお悩みの方はいらっしゃいませんか。
造園で庭をおしゃれにするには、センスがないと難しいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、センスに自信がなくても、次から紹介するポイントを念頭に置いて造園すれば、おしゃれな庭が手に入ります。
また、おしゃれな庭がどのようなものか、イメージしやすいよう庭のスタイルも紹介します。
造園で庭をおしゃれにしたい方は、ぜひご一読ください。
造園で庭をおしゃれにするポイント4つ
おしゃれな庭が欲しいと考えていても、「おしゃれな感じ」が漠然としたイメージしかないと、どのように造園したらよいのか悩む原因になります。
次から紹介する4つのポイントを踏まえて、理想の庭を明確にイメージしたうえでデザインをし造園すれば、おしゃれな庭に仕上がるでしょう。
1.庭のスタイルを決めておく
おしゃれな造園のためには、まずはスタイルを決めておくのがおすすめです。
理想の庭のイメージがあったとしても、それが造園業者にうまく伝わらないと、施工したあとに「理想と違う」といった事態に陥ってしまうかもしれません。
イメージを明確に伝えるには、スタイルを失敗を防げるでしょう。
庭には「日本庭園風」「イングリッシュガーデン」など、さまざまなスタイルがあります。理想の庭に近いスタイルを選んでおくと、造園業者にイメージが伝わりやすく、スムーズにプランニングできます。
おしゃれな庭のスタイル例は、この記事の後半で紹介しますので参考にしてみてください。
2.植栽にこだわる
植栽とは、庭や玄関・門などのまわりに植えられる樹木、及び草花のこと、または植物を植えることを指し、おしゃれな造園には欠かせない要素です。
ただ単に木や花を植えれば良いのではなく、バランスを考えて植えていかなければおしゃれな庭は叶いません。
植栽を決めるときには、以下の3つに分けて植物を決定するとバランスが良くなります。
・シンボルツリー
・サブツリー
・低木・草花
シンボルツリーとは、庭の中心となる樹のことで、その家の象徴とも言える存在です。家の外観を美しく見せてくれる効果も期待できます。
そのシンボルツリーを引き立てる役割をするのがサブツリーで、低木や草花はすき間を埋めたり足元を彩ったりする役割を担ってくれます。
目指す庭のスタイルに適した植物を植えることも大切です。
例えば、リゾート地のような庭を目指すならヤシ科の植物、サンタフェスタイルの造園をするなら、サボテンなど多肉植物を植えるとイメージ通りの造園ができるでしょう。
3.雑貨・アイテムでアクセントを加える
おしゃれな庭造りには、雑貨やアイテムも欠かせません。
・プランター
・ラック
・ラダー
・じょうろ
・ガーデンピック
・ポット
…などのガーデン雑貨やアイテムを庭に導入すると、アクセントとなりおしゃれな雰囲気にしてくれるでしょう。
植栽と同様に目指す庭のスタイルに合った雑貨を選ぶことがポイントです。極端な例えですが、和モダンな日本庭園風を目指しているのに、洋風のアイアンゲートやフレームを取り入れてしまうと統一感が出ず、おしゃれな庭から遠ざかってしまうリスクがあるためです。
4.外構をおしゃれにリフォームする
造園の際には、外構をおしゃれなものにリフォームするのも効果的です。外構とは、門やフェンス、カーポートなど建物の外にある構造物のこと。
造園でおしゃれな庭を目指すなら、外構もおしゃれであることが大切です。庭と塀や門などが庭の雰囲気と合っていないと、せっかくおしゃれな庭も台無しになってしまうでしょう。
外構は目につきやすいため、おしゃれにリフォームすると一気に雰囲気が変わりますのでおすすめです。
造園でおしゃれな庭が実現するスタイル例
前述したように、造園しておしゃれな庭にするには、スタイルをはっきりさせておくのがおすすめです。
庭のスタイルはさまざまですが、ここではおしゃれなものの一部を紹介します。
イングリッシュガーデン
「おしゃれな庭」と聞くとこちらのイングリッシュガーデンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
イングリッシュガーデンとは、自然の景色そのものを再現したような庭のことで、18世紀から19世紀ごろに始まったイギリス式庭園スタイルが基礎となっています。
日本では、1990年代後半に発生したガーデニングブームのときに注目を集め、現在も高い人気を誇ります。
自然の景色を再現しようとしても、無造作に植物を植えてしまうと、荒れ果てた庭のように見えてしまうリスクがあります。造園のときには、一つの場所には同系色のお花でまとめるなど配色にこだわるとおしゃれなイングリッシュガーデンになるでしょう。
プロヴァンス風ガーデン
プロヴァンスとは、フランス南部に位置する地域のことです。1990年代初頭にピーター・メイル著の「南仏プロヴァンスの12ヵ月」がベストセラーとなり、世界中にプロヴァンスブームが巻き起こったため、ご存知の方も多いかもしれません。
天然石の石畳やアイアンの鋳物、テラコッタのコンテナー、レンガの外構などが取り入れられ、オリーブやラベンダーなどが植えられていることが特徴です。
イングリッシュガーデン同様に人気の高いスタイルのため、Webサイトなどに参考となりそうな画像があげられています。造園のときには、参考にしてみると良いでしょう。
ビオトープ
ビオトープとはギリシャ語の「BIO(命)」と「TOPS(場所)」を組み合わせて作られた言葉で、「生き物の暮らす場所」という意味です。
自然が失われてしまった都市部にビオトープを作ると、かつて住んでいた生物を呼び戻せることや、近隣に住む人たちの憩いの場にもなることから、近年注目を浴びています。
ビオトープは自宅の庭にも取り入れることが可能です。造園で小さな池や小川を作れば、美しい庭になるだけでなく、さまざまな生物が生息し、水が流れる音が楽しめることもメリットです。
和モダン
和モダンは、現代的でありながら日本庭園の要素や雰囲気が残るスタイルです。和風・洋風どちらの家にもマッチするため、実現しやすいでしょう。
日本庭園でよく見られる化粧砂利や石積みの塀、飛び石、敷石などを取り入れつつも、アルミ製のスタイリッシュな塀を作るなど、伝統的なものと現代的なものをうまく組み合わせることで、おしゃれな庭になります。
まとめ
造園で庭をおしゃれにすることは、さほど難しいことではありません。センスに自信がなくても、理想の庭をイメージし、それに適した造園をすればおしゃれな庭が手に入るでしょう。
しかし、なかなかイメージを具体化できないという方は、専門の業者に相談してみるのがおすすめです。経験から培った知識と技術を持つ造園業者なら、おしゃれな庭になるよう提案やプランニングをしてくれるでしょう。
会社名:株式会社 造園屋みやび
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