おしゃれな造園を施工したい!庭づくりのポイントを解説
おしゃれな庭づくりと言えば、やはり機能性よりデザインを考えることが多いのではないでしょうか。特に、これから家づくり(新築)をされる方にとっては、庭は更地状態なはずです。
そこからおしゃれな造園のデザインについて考えるのは難易度高いと思います。その結果、多くの場合には造園業者に任せるケースが多くなっています。
この記事では、庭づくりに取り入れるデザインについてコツや工夫について解説しています。参考にできる部分をぜひ、取り入れてみてください。
おしゃれな造園となるデザインについて
庭づくりは造園業者に任せるケースが多いと話しが出ましたが、何から着手していいか分からず、範囲の広い庭だから考えるのを諦めてしまうことが良くあります。
ここでは、庭づくりプランを練るためにデザインのイメージをいくつかご紹介します。まずは整理することにより、造園のイメージが固まりやすくなります。すると、造園業者に相談するときもスムーズです。
では、イメトレ用にいくつかデザインについて見ていきましょう。
洋風あるいは和風
おしゃれな庭というと、和風庭園か洋風庭園、どちらかに選別することができます。これは住宅のテイストに合わせるとスムーズです。
和風の家の場合には、大きな岩を山に見立てたり、河川を造作したり、日本の四季を含めた自然風景を再現する庭づくりがおすすめです。
飛び石、ししおどしなどの造園小物を使うとより美しい仕上がりになります。和風と言っても、最近では和モダンな家づくりも人気ですから、黒玉砂利や黒竹の竹垣、多肉植物を配色するのもおすすめです。
一方、最近では洋風の家が建築されているケースが多いので、こちらの場合にはエクステリア用品を用いたエクステリア・ガーデンやデザインを意識してみましょう。
ただし、洋風と言っても「アメリカン」「プロヴァンス風」「アジアンテイスト」など、さらに細かいイメージを持つとおしゃれな造園施工になるので、意識してみましょう。
ナチュラルなのかスタイリッシュなのか
アウトドアやガーデニングを趣味にするなら、おしゃれな造園とは言ってもナチュラルテイストにすることを考えるでしょう。ナチュラルといえば、木製のエクステリア用品です。ウッドデッキや枕木などを活かすのもおすすめです。
しかし、場所柄、都会的なエリアに建つ家ならば、スタイリッシュなテイストの造園を意識するでしょう。アルミなど金属製のエクステリアがおすすめです。
クローズドなのかオープンなのか
場所柄、都会的なエリアではプライバシーを考慮し、外(道路側)からあまり見えないようにする外構スタイルを施工しがちです。侵入者を防ぎ、目線を遮るのでプライバシーが守られる家づくりや庭づくりができます。
バーベキューをしたり、ロッキングチェアを持ち出してくつろいだりできます。ただし、高い壁はご近所さんとの壁になりがちです。目隠しフェンスなどを活用しましょう。
一方、フェンスや門柱などを設けない、アメリカンな外構スタイルも地方には多く見られます。おしゃれな造園にするデザインがしっかり固まっているならおすすめですが、周りの視線を隠すために「セミクローズド外構」に施工しておくこともひとつの案です。
クローズ部分に背の高い植物を植えるだけでも印象が良く見えます。
ガーデニングなのか家庭菜園なのか
おしゃれな造園デザインと言えば、エクステリア・ガーデンとなるガーデニングです。イングリッシュガーデンをはじめ、鉢植えで楽しむコンテナガーデン、花壇など、楽しみ方もさまざまです。
おしゃれに魅せるためのコツは、庭いっぱいに草花を植えるのではなく、芝生、レンガ舗装などの余白部分を取り入れることです。緑だけでない色味により、メリハリをつけることで上級者向けの庭が出来上がります。
また、最近になって、野菜の高騰化により無農薬の野菜を作りたいという方も増えています。ここでのポイントは、水はけや土づくりです。造園業者においては、植物のみならず、野菜や果樹にも強みを持っています。
食べるための野菜と景観のための草花をミックスした栽培デザインなどを提案してくれるケースもあります。というのも、ガーデニングより家庭菜園のほうが難易度が高いため、バランスの良い栽培デザインを取り入れるほうが、おしゃれに見えるからです。
活用方法や使い道について
一言でおしゃれな造園と言っても、連想するイメージは異なります。おしゃれな庭園であったり、遊ぶ場所と考えたり、美しいガーデニングとイメージすることもあります。
庭をどのように使いたいのかを踏まえ、活用方法からもデザインを考えなければなりません。そこで、いくつか活用方法をご紹介していきます。
眺める造園
室内から眺めるための造園とするなら、立体感、躍動感を出すことを意識します。
さらに、室内から眺めると言うとリビング側からの景観になることが一般的です。さほど広くないリビングなら、庭も一緒に抱き合わせてみると良いでしょう。ウッドデッキやテラスなどを施工するのも一例です。
子どもとの遊び場
庭の面積が広い場合は、子どもの遊べる場所としてデザインしてみましょう。マルチング材に柔らかい物を使用し、植栽の数を少なめにすると、プライベートなパーク風の庭に活用できます。
おしゃれな遊具を設置すれば、のびのびと遊べるうえ、バークチップをもちいると足腰にもやさしく、転んだりしてもケガの心配が減ります。子どものみならずペットとの暮らしにもおすすめで、そうした楽しめる場所にも活用できます。
おしゃれだけにとらわれず、楽しめる場所になることも意識してみると、庭を余すことなく使いこなせるでしょう。
おわり
おしゃれな造園デザインは、家のテイストにまずは合わせることで違和感がなくなります。また、住まい全体を意識し、プライバシーを守ることもしっかり考えることも必要です。
おしゃれさだけを求めるのではなく、防犯や安全性などにも目を向ける必要もあります。機能性も抜かりなく計画にいれながら、造園業者と一緒につくりあげると納得や満足できるでしょう。
会社名:株式会社 造園屋みやび
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